ポリフェノールと植物性エストロゲン

人類は数千年という歴史の中で植物を薬草として利用することで、人類を悩ませるさまざまな症状が緩和されることを発見してきました。

その植物の主要有効成分であるポリフェノールも健康維持に重要な役割を果たしているとされ、現在、私たちの周りには、健康食品、漢方薬、アロマなどに、世界中の植物が利用されています。

私たちの遺伝子を利用した分析技術では、植物をエストロゲン応答細胞に作用させることによって、エストロゲン遺伝子が敏感に反応する事を確認し、「ポリフェノール」=「植物エストロゲン(女性ホルモン類似成分)」であることを結論づけました。

この結果は、エストロゲンの減少による動脈硬化、骨粗鬆症、関節痛、リューマチ、精神不安、頭痛、不眠、ホットフラッシュ、シワ、たるみ等、さまざまな症状で悩まされている方に希望を与える生薬の発見に繋がる最も主要な分析技術であると考えられます。

また、分析技術によって発見される生薬を利用した薬品、健康食品、化粧品等の商品開発には、アンチエイジングの効果を期待することができます。

また、自然の植物を使った私たちの開発は、合成薬品に不安を感じる方、また他の動物から抽出された薬品に不安を感じる方に安心感を与えることができます。

この植物の機能分析は、全く新しい遺伝子学および栄養学研究(ニュートリゲノミックス)の最先端にあるものであり、今後の成果が大きく期待されています。

 

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